鉄を熱いうちに打つ人

ふとした縁がきっかけで、最近とてもお世話になっている人たちがいます。
金属の作品を作っている佐藤さんと永井さん。
二人の高尾のアトリエに遊びに行くのが最近の楽しみなのです。
先日お邪魔したとき、何気なくマネートレイがあったらいいなあと話したら
なんと目の前であっというまにびっくりするほど立派なトレーを作ってくれました。
元々はつるつるピカピカの銀色のまっ平らな鉄の板だったのです。
金槌でたたいて側面をつくり、バーナーで真っ赤に焼いた角を打って丸みを作り、
石炭の炎の中で真っ黒に焼かれ、、、
一つのものが目の前で出来上がっていくのを見守るのは
どうしてこんなに楽しいのでしょう。

真っ赤な鉄を打って形を作っていく永井さんの姿を見ていると、
次第に古の鍛冶屋さんの姿が重なってみえてくるような気がします。
いつから人間は鉄で、金属で、ものをつくりはじめたのでしょうか。
武器、農耕具、フライパン、オーブン、機関車、ミシン、船、飛行機、高層建築、、
人の暮らしも、戦も、発展も、力強く支えてきた鉄。
その歴史の厚みに、ちょっと怖くなって胸がざわっと騒ぎました。

そしてもう一つの注目はこの金色に輝く丸い物たち。真鍮製のボタンです。
こちらは佐藤さんと永井さんに手伝ってもらい、真鍮を叩いて作ったもの。
白いシャツに、こんなボタンが一つ付いているところを想像しただけで
かわいくてため息が出ます。今度の「川口暮らふと」に出品しますので
ぜひお楽しみに。

佐藤さんのHPです。たまらない質感です。
http://www.hitin-metals.com/

●お知らせ●
「川口暮らふと」に出展します。
http://k-kurafuto.com/
日時 2011年10月22日(土) 雨天の場合は23日(日)
10:00~16:00
川口市立アートギャラリー・アトリア前
JR川口駅(京浜東北線) 東口から徒歩8分


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